懇親会の余興を任されて、「初対面の人でも楽しめて、場が白けないゲームは何だろう」と頭を抱えていませんか。定番すぎても飽きられ、凝りすぎても準備が大変で、どれを選べばいいか分からず困っていませんか。
懇親会で使えるおすすめゲームはこちらの15選です。
- 01. 大人数で一気に盛り上がるゲーム
- 02. 少人数でじっくり楽しめるゲーム
- 03. チーム対抗・初対面向けのゲーム
本記事では、元大手ホテル・宴会プロデュース企業にて、10年以上にわたり宴会プランナーとして勤務してきた私が、シーン別のゲーム15選を進め方・所要時間つきで紹介します。この記事を読めば、当日そのまま進行できる状態でゲームを選べるようになります。
大人数の懇親会で盛り上がるゲームは?20人以上向けの5選
大人数のゲームは、ルールが単純で全員が同時に参加できるものが向いています。複雑なゲームは説明だけで5分以上かかり、聞いていない人が出て場の熱が下がってしまうからです。
ここでは、20人以上でもテンポよく盛り上がる定番ゲームを5つ、進め方とあわせて紹介します。
後出しじゃんけん
司会が「私に勝ってください」と宣言してからじゃんけんを出し、参加者は後出しで指示どおりの手を出します。慣れてきたら「負けてください」に切り替えると、一気に間違える人が増えます。間違えた人はその場に座り、最後まで立っていた人が勝ちです。
所要時間は5分程度、道具は一切不要です。テンポを落とさず「勝ち→負け→あいこ」と指示を切り替えるのがコツで、司会が出す手を大きく見せると後方の人も参加できます。
震源地ゲーム
全員が輪になり、鬼役1人が輪の外へ出ます。残りの中から動きの起点となる「震源地」を1人決め、全員がその人の動きを真似します。鬼が戻り、誰が震源地かを3回以内で当てられれば鬼の勝ちです。
所要時間は1回あたり3分ほど。震源地役には「肩を回す」「手拍子する」など分かりやすい動きを指示しておくと成立しやすくなります。全員が鬼を見すぎると即バレするため、視線を散らすよう事前に伝えておきましょう。
20人を超えると、ルール説明が長いほど私語が増えて場が散ります。説明が1分で終わらないゲームは、大人数の会には向きません。ホワイトボードやスライドにルールを3行で書き出しておくと、聞き逃した人もすぐ追いつけます。
古今東西ゲーム
「野球チーム」「駅の名前」などのお題を決め、手拍子のリズムに乗せて順番に答えを言っていきます。答えられない、詰まる、他の人と重複した時点で脱落です。
所要時間は1ラウンド5分程度。お題は「この会社の部署名」「今年話題になったもの」など身近なものにすると、全員が答えやすく盛り上がります。テンポが命なので、司会が手拍子で速度をコントロールしましょう。
〇×クイズ
会場を〇エリアと×エリアに分け、問題を読み上げたら参加者は自分の答えのエリアへ移動します。不正解の人はその場で着席し、勝ち残り形式で進めます。10問前後で優勝者が決まる設計にすると締まります。
所要時間は10分程度。「社長の入社年は〇年である」といった社内ネタを3割ほど混ぜると一気に沸きます。移動を伴うため、立食形式や広めの会場と相性が良いゲームです。
ビンゴゲーム
事前にビンゴカードを配布し、司会が数字を読み上げます。定番ですが、大人数でも待ち時間が生まれにくく、景品との相性が最も良いゲームです。
所要時間は15〜20分。全体の3割程度の人に景品が当たる設計にすると、後半まで熱量が続きます。参加賞を用意しておけば、最後まで当たらなかった人も納得して終われます。
少人数の懇親会で楽しめるゲームは?10人以下向けの5選
少人数の会では、一人ひとりの個性やリアクションが見えるゲームが盛り上がります。全員に必ずターンが回るため、じっくり考えるタイプのゲームを選んでも間延びしません。
ここでは、10人以下で真価を発揮するゲームを5つ紹介します。
ワードウルフ
参加者にお題を配りますが、1〜2人だけ違うお題(例:多数派は「ラーメン」、少数派は「うどん」)が渡されます。全員でお題について3分間会話し、少数派が誰かを話し合いで当てるゲームです。
所要時間は1ラウンド8分程度、スマホアプリで無料進行できます。少数派に気づいた人が焦って口数を減らすと分かりやすくなるため、「全員が最低2回は発言する」ルールを足すと駆け引きが濃くなります。
私は誰でしょうゲーム
お題を書いたカードを本人に見えないよう額に貼り、周囲へ「はい・いいえ」で答えられる質問をして自分が誰かを当てます。1人5問までなどの制限をつけると、順番が滞りません。
所要時間は10分程度、必要なのは付箋とペンだけです。お題は有名人だけでなく「部長」「今日の主役」など身内ネタを混ぜると、質問の時点で笑いが起きます。
絵しりとり
紙を回しながら、言葉ではなく絵だけでしりとりをつないでいきます。前の人の絵が何かを推測して次を描くため、途中で全く別の方向へずれていくのが最大の見どころです。最後に全員で答え合わせをします。
所要時間は10分程度、必要なのは紙とペンのみ。画力は関係なく、むしろ下手なほど笑いが起きるため、絵に自信がない人ほど楽しめます。
10人以下の会では、発言の少ない人が生まれると空気が固まります。1人ずつ順番が必ず回るゲームを選び、司会が「〇〇さんの番です」と名前を呼んで進行すると、自然に全員が参加できます。
共通点探し
制限時間5分で、参加者全員に当てはまる共通点をできるだけ多く見つけます。「全員が日本人」のような当たり前のものは無効とし、意外性のあるものだけをカウントするルールにすると盛り上がります。
準備は不要で、所要時間は10分程度。見つけた共通点を発表する時間を設けると、そこから自然に雑談が広がり、会話のきっかけづくりとしても機能します。
NGワードゲーム
参加者それぞれに違うNGワードを書いた紙を配り、本人には見えないよう背中や額に貼ります。歓談しながら、相手のNGワードを言わせた人が勝ちです。
所要時間は歓談中ずっと進行できるのが利点です。「はい」「私」「そうですね」など、つい使ってしまう言葉を選ぶと難易度が上がり、会話そのものが盛り上がります。
チーム対抗や初対面で使えるゲームは?緊張をほぐす5選
初対面が多い会や、チームの結束を高めたい会には、協力や対抗の要素があるゲームが効きます。共通の目標ができることで、話しかけるきっかけが自然に生まれるからです。
緊張をほぐしながら距離を縮める5つを紹介します。
伝言ゲーム
チームごとに一列に並び、先頭の人だけがお題を見ます。耳打ちで後ろへ伝えていき、最後の人が答えを発表して正確さを競います。1回しか聞き返せないルールにすると難易度が上がります。
所要時間は10分程度。お題は「今年の忘年会は12月20日に開催されます」のような、数字を含む長めの文にするとズレが生まれやすく笑いにつながります。
お絵かき伝言ゲーム
言葉ではなく絵で伝言をつなぐ形式です。先頭の人がお題の絵を描き、次の人はその絵だけを見て何かを推測し、また絵を描いて次へ渡します。最後の人が答えを言い、お題とのギャップで盛り上がります。
所要時間は15分程度、必要なのは紙とペンだけです。1人あたりの持ち時間を20秒に制限すると、雑になった絵がさらに笑いを誘います。
ジェスチャーゲーム
各チームの代表者が前に出て、言葉を使わず身振りだけでお題を伝えます。チームメンバーが制限時間内に当てられれば得点です。代表者を交代しながら3ラウンド行うと、多くの人が主役になれます。
所要時間は15分程度。お題に「満員電車」「月曜の朝」など共感を呼ぶものを混ぜると、答える側も見ている側も一体になって盛り上がります。
個人戦から入ると、知り合い同士だけで固まってしまいます。最初にチーム戦を1つ入れ、あえて面識のない人同士を同じチームにすると、共通の目標ができて自然に会話が生まれます。チーム分けはくじ引きにすると角が立ちません。
箱の中身は何だろなゲーム
中身の見えない箱に手を入れ、感触だけで中身を当てます。チーム対抗にして、正解数を競う形式にすると盛り上がります。挑戦者のリアクションが最大の見どころです。
所要時間は10分程度。中身はスポンジ、たわし、ぬいぐるみなど、触感が独特で安全なものを選びます。食品や刃物は衛生・安全の面から避けましょう。
早押しクイズ
チーム対抗の早押し形式で行います。ブザーがなくても、手を挙げた順や「はい」と発声した順で解答権を決めれば成立します。10問程度で決着をつける設計が適切です。
所要時間は15分程度。「創業年」「社員数」といった会社に関する問題を混ぜると、答え合わせの時点で自然と社内の話題に広がります。難易度は易しめ7割、難問3割が理想です。
懇親会のゲームに関するよくある質問(FAQ)
- 懇親会でゲームは何個くらい行うのが適切ですか?
- 2時間の懇親会であれば2〜3個が目安です。ゲームの合計時間は全体の3分の1程度、40分前後に収めると、歓談の時間も確保できます。詰め込みすぎると食事や会話の時間が削られ、かえって満足度が下がります。
- ゲームを始めるベストなタイミングはいつですか?
- 乾杯から30〜40分後、食事がある程度進んだ頃が最適です。開始直後は緊張が残っていて盛り上がりにくく、終盤すぎると帰りを気にする人が出てきます。2つ行う場合は、前半に軽いもの、後半に景品つきのものを配置すると熱量が持続します。
- 景品の予算はどれくらい用意すべきですか?
- 参加費の10〜15%程度が目安です。一人5,000円の会で30名なら、総額15万円のうち1万5,000円〜2万円ほどになります。高額な1等を1つ用意するより、500〜2,000円の景品を多めに揃えて当たる人を増やすほうが、会場全体の満足度は高まります。
- ゲームに乗り気でない人がいる場合はどうすればいいですか?
- 強制せず、見ているだけでも楽しめる設計にすることが大切です。ジェスチャーゲームや箱の中身当てのように「観客席も笑える」ゲームを選べば、参加しない人も置き去りになりません。全員参加を求めるより、参加しやすい空気をつくるほうが結果的に巻き込めます。
まとめ|懇親会のゲームは「人数×所要時間×準備の手軽さ」で決まる
ゲーム選びは、面白さだけでなく人数と進行時間に合っているかで成否が分かれます。この記事の15選から会の規模に合ったものを選べば、当日そのまま進行でき、参加者が自然に打ち解ける懇親会になります。
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【大人数】20人以上ならルール説明1分以内のゲームを選ぶ。後出しじゃんけん・〇×クイズが鉄板
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【少人数】10人以下は全員にターンが回るゲームを。ワードウルフや共通点探しで会話が深まる
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【初対面】個人戦より先にチーム戦を1つ入れる。くじ引きで面識のない人同士を組ませる
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【実施数】2時間の会ならゲームは2〜3個、合計40分前後に収めて歓談の時間も確保する
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【タイミング】乾杯から30〜40分後に開始。前半は軽いもの、後半に景品つきを配置する